“H&Mの日本での売上が伸び悩んでいるとレポートしたのも束の間(5月25日過去ログ「ファストファッション終焉宣言」)、11年上半期決算では稼働売場面積が54%も増えたのに売上は21.5%も減少(震災で関東10店舗が休業した第二四半期は32.6%も減少)するなど、もはや末期症状を呈しています。店を増やしても売上が減少するようでは日本市場撤退も時間の問題かも知れませんよ!”
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H&M遠からず日本撤退か | プロフェッサー小島健輔の言いたい放題
H&Mはやはりダメか。売り場面積がふえているのに売上上がっていないのか。
そもそも、欧州のSPA版シマムラとも言うべきセンスで、結局商品はどこかのパクリ風の服ばかりだものな。このあたりが家具SPAのIKEAと同じようにスウェーデン企業のデザインセンスの無さ全開というか。唯一の利点があるとすればラインの売り切り生産だから、買った服がなかなか人と被らないところくらいだったのだけれど、日本では結構同じようなラインナップになってしまって、それも望めなかったしな。このあたりはZARAのほうが全然きちんとしているよね。同じようなペラペラのワンピースを一つとっても、H&Mはノッペリした如何にもワンピでございますみたいなカンジだけれど、ZARAは裾に工夫がしてあったりするよね。服の質というか縫製もデフォルトほつれているよね。端にロックかけている部分が余った糸を重ねてダーッて縫っているカンジで超いい加減だし。
サイズも9号が最小単位みたいなラインナップばかりだし、広告もモデルがデカすぎ。日本人の体格はもっと小さく、7号か9号あたりをたくさん出さないといけないんだよ。このあたりのグローバル流通網による商品供給を優先して商品を現地化させていないところが、日本では売れない原因だと思うよな。売り場拡充したからといって、日本人が着たくない服ばかり並べてりゃ、そりゃ日本では売れないだろうな。
それにも関わらず世界最大のSPAということで日本の経営層には経営手法、特にグローバルな物流モデルのケーススタディとしては未だに大人気だものな。
(via kashino) SPAって何かと思ったら、SPA(speciality store retailer of private label apparel)の略らしい。「製造小売」と訳される。 (via highlandvalley)