
(via UBIQUITY LiFE* 【速報】 Amazonの電子書籍端末 Kindle に新モデル発表 )
Amazon.com のプレスカンファレンスで、新型Kindleが発表されました。機能の絞り込み。コンテンツは、アメリカ国内であれば、かなり魅力的な内容になるのではないでしょうか。日本では、アーリアダプターの好奇心と行動力に期待しましょう。Androidベースの端末では、Googleの囲い込みから逸脱する先進性、現行Kindleからの改善版端末は、その価格設定など、iPadの牙城を崩す可能性があります。是非ソニーも見習ってほしいもの。
画像左:Kindle Fire
これまでの「読む」に特化したKindleから、「観る」「聞く」を拡張したエンターテイメント端末。パケット制約やバッテリー寿命を延ばすためか、通話用マイク、カメラ、3GなしのWiFiのみ搭載とし、Googleの囲い込みから離脱した、色々な意味で記念すべき端末。コンテンツ管理やメンテナンスのためにPCへの接続は不要。プリインストールのアプリはブラウザ (アマゾンEC2クラウドでネットワークやレンダリングを処理する高速な ” Split Browser “)、電子メールや音楽・動画再生など。予約は本日(!)からで、出荷は11月15日。米国のみデリバ可能。映画・音楽・書籍などのコンテンツは、米国ベースとなり、アメリカ国外からのアクセス制約もあると思います。日本での本領発揮は、色々なハックが出揃った頃合いがベストかなぁ。
主な仕様:
・7インチ1024 x 600 IPS液晶 (約169ppi。iPadの約131ppiよりは高精細)
・独自Androidベースのインターフェース
・ゴリラガラスパネルのマルチタッチスクリーン
・190 x 120 x 11.4mm、413g
・デュアルコアプロセッサ
・内蔵8GB ストレージ
・全てのアマゾンコンテンツ(映画や音楽、書籍など)は、無料クラウドストレージを利用
・802.11b/g/n WiFi。PC接続での端末管理不要
・バッテリー駆動時間は読書8時間、無線なし動画再生で7.5時間
・Amazon Appstore から一般のAndroidアプリをインストール可能
・対応フォーマット 書籍/文書(Kindle (AZW), TXT, PDF, プロテクトなしMOBI, PRC, Audible (Audible Enhanced (AA, AAX)), DOC, DOCX)
画像(JPEG, GIF, PNG, BMP)
音声・動画(DRMなし AAC, MP3, MIDI, OGG, WAV, MP4, VP8)
画像中央:新 Kindle
現行Kindle の改善バージョン。一番目を見張るのは、79ドルという値段設定(Bloomberg Businessweek より)。この価格設定には、トリックがあり、スクリーンセーバーがわりに広告 Special Offers + AmazonLocal が付いてくる前提です。広告無しバージョンは、109ドル。WiFiのみ実装し、3G付きは、Kindle Touchに引き継がれる形となりました。
主な仕様:
・6インチの E Ink Pearl ディスプレイ(現行通り)
・166 x 114 x 8.7 mm、170g
・5-way controller
・文字入力はバーチャルキーボード
・左右のページめくりボタンは引き続き搭載
・ストレージサイズは2GBに縮小。
・バッテリー駆動時間は1か月
画像右:Kindle Touck
現行のKindleと比べて、上位機種として登場。キーボード、ページめくりボタンも排除した超シンプル赤外線式タッチパネルモデル。文中からあらかじめDLしておく関連情報をWikipediaなどから検索してポップアップ表示する”X-Ray”機能も搭載。価格は、広告あり端末で、WiFI のみが99ドル、3Gモデルが149ドル。広告無し端末でWiFiのみが139ドル、3Gモデルは189ドル。予約は本日から、11月21日より出荷予定とこと。
主な仕様:
・6インチの E Ink Pearl(現行通り)
・タッチパネル
・バッテリー駆動時間 2か月
・ストレージ容量は4GB
・172 x 120 x 10.1 mm
・WiFiのみ(213g)と、世界100か国での無料3Gデータ通信にも対応した(220g)2機種