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"唐突なんですけど、ウチのカミさんが癌になっちゃったんですよ。 決して早期とはいえない腫瘍だったものの、幸い抗ガン剤が効果テキメンで、命に別状はないなよかったよかったと、そんな感じで闘病生活をしています。..."

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唐突なんですけど、ウチのカミさんが癌になっちゃったんですよ。
決して早期とはいえない腫瘍だったものの、幸い抗ガン剤が効果テキメンで、命に別状はないなよかったよかったと、そんな感じで闘病生活をしています。

でも「死」というのはどこかで意識するわけです。
はじめに意識した時は、カミさんがいなくなる未来でした。うわイヤだなぁって。
次に意識したのは、たわいもない昔話をしてた時。ウチは学生時代からの付き合いなので、なんだかんだとそろそろ人生の半分くらいをいっしょに過ごしてきてるのです。だから、昔話するとだいたいの話が通じることになる。それを当たり前と思って過ごしてきたけれど、それはカミさんがいるからこその当たり前なんですよね。

え、じゃあ、彼女がもしいなくなったら、オレは誰とこの話すればいいの?

学生の時はひとり暮らしだったし、サラリーマン辞めた後は家にこもってることがほとんどで1日に話す相手がカミさんだけ…って期間も長かった。
ようするに、彼女がいなくなるということは、その期間の自分を知る人もいなくなってしまうということで…。



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