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- プログラマで、生きている: 人人月の寓話 (via hepton-rk)
リーダー「開発能力は足し算じゃなく掛け算だ。1の仕事ができる人と0.5しか仕事ができない人を組ませると、普通に考えれば1+0.5で1.5だけど、実際には1×0.5で0.5になるんだよ。それなら1の人が1人で仕事をした方がマシ。もしくは0.8が2人で0.64の方がまだ数字がいい」
わたし「でもそれだと、1未満の人は数字を減らすだけだから、いない方がいいってことになりませんか?」
リーダー「うん、そうなる。だから労力と金をかけて人を足すより、できないヤツを引く方がいいってこともある。でも、今は1未満でも育てて1以上にしとかないと将来的に苦しくなるから我慢して使うという判断もある。それでも苦しい時は仕事の割り振りを変えて、掛け算の枠からはずれるように仕向ける。1未満でも足し算にすれば数字はあがる」
わたし「それと、その計算だと1の人はどれだけ集めても1にしかなりませんけど」
リーダー「いわゆる力仕事的なプログラムは話が別だけど、そうじゃないものは1の人間がどれだけ集まっても1の仕事しかできない。おかしいと思うかもしれないけど、そういうもんだ」
わたし「じゃあ、1ってのは一人前って意味じゃないんですね。人の足をひっぱらないレベルということですか?」
リーダー「まあ、そんな感じ」
わたし「これまで、そういうことまったく考えたことなかったです」
リーダー「君はそんなことまったく考えなくていいから、もっと自分の数字をあげておれを楽にしてくれ!」
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