<東電職員さんより> 更新ご苦労様です。東電の事故ですが、対応している現場サイドの人間は、繰り返しになりますが、非常に優秀です。そうでなければ、海水を入れる判断ができるはずがありません。
メーカー → 電力会社 → 原子力保安院 → 民主党政権 → 菅首相
の伝言ゲームです。今回は、電力会社側は優秀なので、おそらくメーカーの把握状況の90%以上は、理解できています。
原子力保安院は、記者会見を見る限り、これまでなんの勉強もしていない小役人(まず、電力会社がすべて教えています)おそらくここで、情報は10%程度に落ちてしまいます。
さらに皆さんご存知の
・海江田
・枝野
が説明を受けて、ここでさらに10%となり、菅首相は、枝野の言っていることの10%しか理解出来ない状況だと思います。そうしますと、事象の把握状態は、
0.9x0.1x0.1x0.1 == 0
となんの把握も出来ていないはずです。非常事態においては、電力会社の技術系職員のキーマンが会見をするしかないと思います。(広報部は、全く理解出来ていない)
NHKの山崎記者は、ほとんどなんにも理解できていません。解説は、ほとんどが誤りで、原子炉の模式図もBWR-5のモノを使っており、そもそもここからダメ。
東京電力はずいぶん叩かれていますが、今回の命綱になった格納容器ベント配管は、スリーマイル島の事故が起きてから、延々と検討を重ね約10年前にものすごい金額をかけて、シビアアクシデント対策として順次準備してきた設備です。もし、この津波が10年前に起きていたら、どの原子力発電所も格納容器が爆発していたと思われます。
私が予想したとおり、東電の常務が非常用発電機は、地震ではなく、津波でやられたと発言しています(本日の新聞に記事あり)
日本だから、このように電源車でなんとか制御できています。もし、隣国で同様の被害を受けたら、このように素早い判断ができると思いますか?あっという間に日本が巻き込まれて終わりです。
韓国、中国とも原発大国です。
”- NHK山崎記者はド素人。 : 二階堂ドットコム (via yshm)