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ものを捨てる勇気
ものを捨てるひとが勇気ある人だとは思わないんですね。
勇気があってもものを捨てない人もいるでしょうし。
たぶん勇気じゃなくて「個性」なんじゃないかと思います。
勇気があると思うのは「買わない人」でしょうね。ものをもたなくても事足り
ると思える人は勇気があると思います。
しかしわたしはプロダクトデザイナーですから「研究」もしなければいけない
ので極端な話「必要ないもの」も買って試さないといけない時が出てきます。
それはなかなかに「苦痛」でもあります。なにせ自分が「作った(?)」空間
に折り合わないものを「許容」しなければならないのですから。
思うんですが「雑然」に以前はもっと寛容だったように思うんですね。
作家や文化人の部屋の写真を見ても乱雑に原稿がちらばっていたり収集したり
したものが部屋にどっさりあるのを「かっこいい」とすら感じたものです。
しかしそういう時代にあってもわたしは結構片付けていました。
雑然はどうも苦手なんです。
時代がどうあっても「片付いている」のが好きですが、さりとて他の人に
片付けろとは思わなかった。
そりゃ「個性」だろうと思っていました。
だから「ものを捨てること」を勇気だというのはどうも苦手です。
ものを捨てる事に関する本はその本が捨てられることを許容しているのでしょ
うか。
わたしは「きれいにちらかす人」がかっこいいと思います。
05:03 PM
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