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日本語の「情報」は1876年に出版された『佛國歩兵陣中要務實地演習軌典』において、仏語 renseignement (案内、情報)の訳語として「敵情を報知する」意味で用いられたのが最初である。情報(英語: intelligence)の語義は、外務省国際情報統括官組織や防衛省情報本部など、現在でも用いられている。 詳細は「情報機関」を参照
かつて情報はinformationの訳語ではなかった。1879年刊『民情一新』で、福澤諭吉はinformationの社会的影響について論じたが、当時、日本語に対応する訳語が存在せず「インフォルメーション」(59ページ最終行)と仮名書きしている。時代を下って、情報を “information” の訳語として採用したのは関英男で、1954年のことである。従って、クロード・シャノンの情報理論も当初はそのように呼ばれておらず、”information” は「インフォーメーション」とされていた。
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おおー。Information に対応する日本語って、1954年まで存在しなかったのか。「情報」という概念が根付いてないのも致し方ない。
(via raurublock)