
涙流して「おいしい」空自、離島住民に炊き出し 宮城県石巻市の網地島(あじしま)で25日、松島基地所属の航空自衛隊が島民約300人に昼食の炊き出しを行った。 同島は牡鹿半島南端から約3キロ南西にあり、人口500人弱。津波の犠牲者はいなかったが、島民は電気、水道などが使えないまま自宅や避難所で生活している。24日から半島側との航路が1日1往復復旧したが、十分な食料は運べず、保存食中心の生活を強いられている。部隊7人がヘリコプターでご飯や豚汁を持ち込み、島の女性たちはご飯をおにぎりにしていた。島民は談笑しながら楽しいひとときを過ごした。同島網地浜の阿部益子さん(83)は「本当にありがたい」とうれし涙を浮かべていた。 (2011年3月26日10時30分 読売新聞)
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